5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【企業】謎に包まれたDMM.com会長の経営術、露天商から起業して年商2000億円への道のりとは [無断転載禁止]©2ch.net

4 :Godbless You ★:2017/01/06(金) 11:33:06.05 ID:CAP_USER9
(続き)

「当時もテキ屋はあったんだけど、アクセサリー屋だけはそこに入らなくてもやらしてくれたんです。
一番端っこにチョークとか引かれてスペースをもうけてね。
資本と組織があれば王道の商売ができるけど、小さいのが生き残るためにはアイディアやオリジナル性が必要。
真田丸じゃないけど、戦術で勝っていかないといけない」

■“エロ”は叩かれる

1980年代半ば、姉の妊娠を機に家業を手伝うため帰郷した亀山は、レンタルビデオ店を立ち上げる。店舗は順調に増えた。
しかし『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を見た亀山は映画を電波で送れる時代の到来を予感して「ビデオ屋はダメになる」と、AV業界に参入する。
神出鬼没のゲリラらしいエピソードだ。

──すごい先見の明ですね。

「でも、みんなが見ているものしか見てないですよ。映画とマンガ、あとは『NHKスペシャル』。
これからは太陽光だとか、アフリカが熱いとか。偉い人たちが未来を教えてくれるんです。やらなきゃと思うでしょう」

──それにしても、なぜアダルトに参入したんですか?

「これからはコンテンツだと考えていたから映画を作りたかった。でも、映画は金がかかりすぎる。
じゃあ、アダルトか、と。エロに思い入れがあるわけじゃなかったけど、売るための仕組み作りが面白かった」

仕組み作りとは、卸売業を通さない直販ルートの開拓や、レンタルされたジャンル、女優などのデータから2年後にどのタイトルでどれくらい稼げるかを予測するシステム開発である。
これがAV界に革新をもたらした。

アダルトで貯えた資産を元手に、1998年に動画配信をスタート。そして2009年にはFX事業に乗り出す。
以後の多様な事業展開は前述の通り。しかし最近、アダルト制作会社の株はすべて手放してしまったと語る。

「名前が知られるようになるとそこが叩かれる。エロで稼いでいると面白く思わない人もいますから」

数年前、転職活動をしていた私の弟がDMM.comグループの採用試験を受けた。
他社に内定をもらったこともあり、辞退したのだが、周囲からの反対も少なからずあったと言う。
エロを売りにする企業なんていつまで続くのか分からない、と。

そのことを亀山に会って思い出した。エロで食うのは倫理的に許せないというのなら話は分かる。
けれど、いつまで続くかという観点だけで見れば、形態を絶えず変え続けるDMM.comほど生き残り戦略に長けたベンチャー企業はないのではないか。
さらに亀山の話を聞くうち、弟は惜しいチャンスを逃したなという思いが強くなった。

──エロに厳しいのは世間ですか?

「オレは世間からいろいろ言われるのを覚悟の上でアダルトを選んだわけです。
当時は世間の偏見以上に稼がなきゃという気持ちでした。
商売は続けていきたかったし、社員も食わせなければ、と思っていましたから」

■「アフリカに移り住めばいい」

2011年からはアイディアと行動力を持つ人間を業務委託的に雇って、資金と実働チームを託して働いてもらう「亀チョク」という仕組みを作った。
「亀チョク」から実現したのが、オンライン英会話事業などだ。
「実現した事業の3倍は失敗している」と亀山は語るが、チャンスがありそうな事業に資金を惜しみなく投じる姿勢の証左である。
自社が得意とする事業分野に集中的に投資する「選択と集中」とは、真逆の経営戦略といえる。
組織が大きくなっても“人通りが多い道があったら取りあえず露店を出す”ゲリラ的な商売は変わらない。

「商売を続け、家族や社員を路頭に迷わせないためには、お金を貯め込まず、あるうちに新しいことをやった方が楽なんですよ。
商売がダメになってから新しいことをはじめては遅い。レンタルビデオ屋にずっとこだわっていたら滅びるしかなかったはずですから」

DMM.comのゲーム開発の責任者はレンタルビデオ店を経営していた時期に店長だった人物だという。

(続く)

168 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50


read.cgi ver 05.04.09 2022/06/21 Walang Kapalit ★
FOX ★